ヴォルト・クルーガー
バー・フェイトで働くバウンサーの一人
大柄な体格を駆使した多彩な投げ技を持つ
性能
長所
・単発の攻撃力が高い
・合計で5つの投げ技を持つ
・技のリーチが長い
・HP(ヒットポイント)が高い
・ノーダメージだが永久技を持つ
短所
・隙の大きい技が多い
・技の発生が全体的に遅い
・投げ主体の為、狭いステージはかなり不利
・通常技の数が少なく、使える技が限られる
総合評価
単発の攻撃力の高さと威力の高い投げが特徴。ある意味このゲームでの重量級キャラといえる。
投げを無視しても、ハンマータイフーンやショルダーアッパーなど、乱戦に強いごり押しに最適な技も多い。
しかし重量級キャラの欠点なのか、とにかく技の隙が大きく、発生も遅い技が多い。
そのため、多人数対戦だとごり押しの効いた戦法が、タイマンだとかなり辛い立ち回りとなる。
もちろん、タイマンになれば投げ技が使いやすくなる利点があるのだが、この投げ技も壁際だと強制で投げ抜けされるので、狭いステージを選ばれると途端に不利ゲーと化す。
特に一見派手な投げ技であるジャイアントスイングは悲しみを背負う事になる。
そんな感じのキャラのため、使いこなそうとするとかなり難しいキャラといえる。
カラー
ボタン未入力 通常カラー
R2 茶
L1 ミカドSPカラー(黒)
L2 ミカドSPカラー(白)
上段技
フッキングラリアット・ライト → フッキングラリアット・レフト → フッキングラリアットコンボ
コマンド : △ → △ → △
右左右の順番にラリアットをかます技。
ヴォルトの中では非常に発生の早い技であるが、最後のフッキングラリアットコンボはかなり隙が大きい。
代わりに一段目と二段目の隙がかなり小さいので、一、二段目で止めて、そこから投げを仕込んでいくのが基本的な戦い方となる。
フッキングラリアット・ライト → クラッシュストレート
コマンド : △ → ▲
左手からの強烈なストレートをかます連携技。
若干一段目からの発生は遅いが、逆にそれが相手に投げと思わせて・・・というフェイントとして使える。
隙も小さいので十分メイン技としても使っていける。
クラッシュヘッドバッド
コマンド : ▲
上体を引いてから、前方に頭突きを繰り出す。
上体を引くことを利用して、相手の攻撃を避けながら攻撃・・・というのが理想だが、正直それほど後ろに下がらない。
隙も大きいので、振る機会はかなり少ない。
フライングニールキック
コマンド : ダッシュ + △or▲
身体を上空に浮かして、倒れこみながら両足を叩き付ける。
リーチの長さと下段攻撃をかわせるのは優秀だが、如何せん隙が大きすぎる。
下段攻撃を読んで繰り出すにも、ダンクショットの方が優秀の為、わざわざ使う必要性はない。
中段技
フロントキック → ドロップキック
コマンド : □ → ■
左足でフロントキックをかました後、そのまま強烈なドロップキックをかます。
フロントキックは隙が小さく、リーチもあって使いやすいが、ドロップキックは隙がこれまた大きい。
またフロントキックを当てても確定でドロップキックは入らないので、無理してドロップキックに派生させる必要はない。
ローリングソバット
コマンド : ■
左足を捻ってソバットを繰り出す。ヴォルトの技の中で最もリーチが長い。
隙もヴォルトの技の中ではかなり小さいので、牽制に最適。
相手をそれなりに吹き飛ばすので、多人数対戦だと巻き込みも狙いやすい。
ランニングラリアット
コマンド : ダッシュ + □or■
奇声を喚いて、ダッシュしながら右腕でラリアットをかます。
移動しながら攻撃できる技だが、攻撃判定が出始めるまではかなり遅い。
ある程度近くの敵にホーミングしてくれるので、至近距離で出せばめくりを狙いやすい。
下段技
ストンピング → ヘビーローキック
コマンド : × → ✖
右足で踏みつけ、左足でローキックを放つ。
ヘビーローキックまで出すと隙が大きくなるので、ストンピングで止めて、これまた投げを上手く組み込んでいくといいだろう。
ストンピングは非常にダウン追い打ちに使いやすいので、相手をダウンさせたらほぼ確実に入る。しかし、威力はカスい。
足払い
コマンド : ✖
しゃがみこんで左足で蹴る技。
隙は若干あるが、リーチが長いので牽制技としてはそこそこ使いやすい。
下段技だが、ダウンした相手への追撃には向いていないので注意しよう。
ジャンプ技
ダンクショット
コマンド : ○
やや前方にジャンプして両腕を叩き付ける。
技の発生は遅いが、隙の少なさとダウンを奪う技でないのが利点。
ヒットすれば確定でフッキングラリアット・ライトやハンマータイフーンに繋がるので、連携に組み込みやすい。
下段攻撃をかわせるのもありがたい。
フライングボディプレス
コマンド : ●
大きく前方にジャンプして身体ごと叩き付ける技。
判定がかなり強い技だが、ヴォルトの技の中でも最も隙がでかく、乱用はできない。
ショルダーアッパーからダウン追い打ちで繋げる事が出来るが、その際の間合いを把握するのは難しい。
エクストラスキル
ショルダーアッパー
コマンド : L1 + △or▲
一旦体を沈めてから、肩で相手をカチ上げる技。
出始めはかなり姿勢を低くしてくれる上、判定がめっぽう強いので、割り込み技として非常に優秀。
この技からジャイアントスイングやフライングボディプレスが入るため、一気に大ダメージを狙える。
この技を如何に上手く当てていくかが勝敗を握る。
ハンマータイフーン
コマンド : L1 + □or■
左腕を水平に突き出し、時計回りに一回転する。
持続がかなり長い技であり、終わり際を当てると隙も小さくなる。
全方位に攻撃するので、敵に囲まれた際にもごり押しも効きやすい。
この技からもジャイアントスイングを繋げられる場合がある。
リフトアップスラム
コマンド : L1 + ×or✖
正面から相手を担ぎ上げ、自分の前方に叩き付ける投げ技。
他の投げ技より威力は控えめのため、ヴォルトの投げ技の中ではあまり出番はない。
でも見た目は結構いい?
パワーブリッジ
コマンド : L1 + ○or●
正面から相手を抱え、後方にブリッジしながら放り投げる。
ヴォルトの投げ技の中で最も投げ間合いが広いので、かなり成功率が高い。
後方に壁が近ければ、ストンピング → ヘビーローキックを繋げられるため、積極的に使っていきたい。
キャノンボールストライク
コマンド : L1 + △or▲ + □or■
相手を掴み上げ、奇声を喚きながら前方に大きく投げ飛ばす投げ技。
かなり大きく吹っ飛ばせるので、多人数対戦での巻き込みを狙いやすい。
この技はパワーブリッジと違い、前方に壁が近くても投げ動作の硬直が長いため、追撃はほぼできない。
アースシェイカー
コマンド : L1 + □or■ + ×or✖
右手一本で相手を掴み、後方に叩き付けてから前方に投げる。
投げ間合いがとんでもなく短いので、他の投げ技よりかなり使いづらい。
代わりに相手のダウン時間がかなり長いので、そのままジャイアントスイングに繋げる事が出来る。
リスクはあるが最も大ダメージを狙える投げといえる。
ジャイアントスイング
コマンド : L1 + ×or✖ + ○or●
両腕で相手を掴んだ後、時計回りに6回ほど回って相手を投げ飛ばす。
この投げのみ、ダウンした相手も掴む事ができ、ショルダーアッパーなどのダウン時間が長い技から大ダメージを狙えることができる。
投げ技の特徴である、壁に当たると強制で投げ抜けになる仕様をもろに受ける技でもあり、回転中に壁に当たって実質ダメージ0というのはよくある。
そのため、壁近くで相手をダウンさせた場合は、大人しくストンピングなどで我慢しよう。
ちなみに、ダウンした相手をジャイアントスイングで掴む → 壁に当たる → ダウンした相手を掴む…でノーダメージ永パができる。
しかし、バウンサーのルールだとタイムアップしてもHPに関係なく再試合となるため、特別なルールを設けない限りは使う意味がない。
コンボ・連携など
通常連携以外のコンボ、確定ダウン追い討ちとか
ショルダーアッパー → ジャイアントスイング or フライングボディプレス or ストンピング
ショルダーアッパー打ち上げからの基本連携。
辺りに壁がなければジャイアントスイング、相手との距離が遠ければフライングボディプレス、距離が近ければストンピングと使い分ける。
ハンマータイフーン → ストンピング or ジャイアントスイング
ハンマータイフーンからの基本連携。
辺りに壁がなければジャイアントスイング、それ以外はストンピング。
ダンクショット → ハンマータイフーン or フッキングラリアット・ライト
ダンクショットからの基本連携。ヒット確認が難しいので、安定を取るならフッキングラリアット・ライトのほうがおススメ。
ランニングラリアット → ジャイアントスイング or ストンピング
ダッシュ攻撃からのジャイアントスイング。
パワーブリッジ → [ストンピング → ヘビーローキック] or フライングボディプレス
逆壁際限定、投げからのダウン追い討ち。
ヘビーローキックまで入らない場合有り。
アースシェイカー → ジャイアントスイング
投げからの投げ連携。
成立するのは難しいが、決まるとかなりうれしい。