けいおん!放課後リズムタイムとは

2013年4月26日から稼働開始された、ゲームセンターで置かれているリズムゲーム。製作はセガに吸収される前の旧アトラスである。

一応音ゲーの部類・・・なのだが、元々大きなお友達向けのアニメのはずなのに、ゲーセンの筐体はキッズコーナーに置かれるような少女向けの作りになっている。

そのため、大きなお友達にとってはかなりの勇気を必要とするため、ゲーセンに置かれてはいるが過疎っていたのが現状である。

また、筐体自体が8年前に稼働していたものを再利用しているせいで、筐体がポンコツとなっており、脅威的なカード排出エラーの地獄を見せてくる。

肝心のゲーム内容も、一枚絵をズームアップ、右からしか譜面が出ない、左にしか配置されていないボタン等変な所ばかり気になる。

ボタンの配置以外の問題は第2弾で解消されたが、それでも人気がほとんどなく、当時は誰もやっている人が居なかった。


その後、2014年11月13日に同じ筐体でゲーム内容が大幅に変わった『けいおん!!放課後リズムセレクション』に実質のバージョンアップをした。

しかし、そちらでもキッズコーナーに置かれるような少女向けの作りな上、ボタンの配置は変なままの作りは変わらないため、世間的にもクソゲーの烙印を押されてしまった。

『けいおん!!放課後リズムセレクション』も2015年9月4日に稼働終了する事が告知され、現在は二度と遊べないゲームの1つとなった。


当サイトがけいおん!放課後リズムタイムを薦める理由

私自身、音ゲーは全くやった事のない初心者でしたが、何かとルールが取っつきやすいのが利点と言えた。

私にとってむずかしいモードは、それなりに歯ごたえがあってかなり楽しめる内容だった。

またカードを集める事とキャラランキングを操作するのも楽しめる。

カードはアニメの一枚絵を持ってきただけのものだが、レアカードを引けた時の楽しみはあった。

キャラランキングも、好きなキャラのランクを上げるもよし、ビリのキャラを一位にするもよし、ほとんど梓が一位だから潰すもよしと中々楽しめる。

第2弾からはプレイヤーランクも反映されるようになったので、そちらはかなり熱くなれた。

排出エラーのバグは確かに面倒だが、何度も店員さんを呼ぶので店員さんと仲良くなれたりできる。


何よりこのゲームの最大の利点と言えたのが、ゲームセンター以外の至る所に筐体が置かれていた事である。

それこそ、当時は百貨店やショッピングセンターのキッズゲームコーナーに置かれている事はもちろん、UFOキャッチャーしか扱っていないゲーセンでも奥に行けばひっそりと佇んでいる放課後リズムタイムを確認する事ができた。

他にも、秋葉原の人通りの多い道路に露出して置かれている筐体もあり、もはやそこでプレイするのは1種の罰ゲームだった。

当時は"放課後リズムタイム探し"と言える程、色々なゲーセンやキッズゲームコーナーへ遊びに行き、そこでキャラランキングを操作したり、ハイスコアランキングを更新したりする事が自分の流行りだった。

放課後リズムセレクションに変わってからもこれを続け、同じく当時稼働中だった『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ MAGICARD BATTLE』と一緒に遊ぶ事がほとんどだった。

私にとってゲーセンライフを繰り広げた思い出深い作品の1つだったが、今は二度と遊べないゲームとなってしまったのは悲しい所である。

そして上記の秋葉原の筐体もそうだったのだが、今では倒産したゲームセンターがほとんどだったため、そういった意味でも色々考えさせられるものがある。


こんな方にオススメ

1.音ゲーが初めてという方

2.変な視線で見られても大丈夫な方


こんな方は非オススメ

1.音ゲーの譜面としては簡単すぎると思う方

2.排出エラーにイライラを感じる方


※筆者が本格的にやりだしたのは第2弾からですので、主に第2弾メインで記事を書いていきます。