けいおん!!放課後リズムセレクション 秋葉原ロケテ レポート&攻略法
2014年9月13日~15日に行われたロケテストレポート。
基本的に自分用メモとなってしまうが、初めてプレイする方も対象にしているつもりです。
システム面は前作の「けいおん!放課後リズムタイム」とほぼ同じであるため、一部情報を抜粋。
ゲームの流れ
1.コインを投入する。
2.「遊びたいキャラクター」を5人の中から1人選ぶ。
3.「ゲームをプレイ」「カードだけ買う」のいずれかを選ぶ。
4.筐体下部からカードが1枚排出されるので受け取る。
5.使用するカードを3枚までスキャンする。
6.曲と難易度を選択する。
7.ゲームをプレイ。終了後、スコアとキャラクターランキングが表示される。
8.次のおともだちにかわってね
システム仕様
・前作、放課後リズムタイムのカードが第一弾、第二弾共に使用可能。
→前作のコンボも使用できる模様。ゆいあずコンボと放課後ティータイムコンボは確認済み。
・新しく着せ替えシステムが追加。前作のHR、MRカードか、本作特定のカード(ロケテカードには無し)をスキャンするとキャラの見た目が変わる。
→バリエーションは全部で6種類。以下のパターンは確認済み。
①放課後リズムタイム第一弾MR ・・・ 水着
②放課後リズムタイム第一弾No43、45、第二弾No43 ・・・ 私服
③放課後リズムタイム第二弾No44 ・・・ 私服(②とは別)
→着せ替えをしても得点が上がったり、譜面が変わるといった事は一切なし。
・全体的に曲の難易度が上昇。主に同時押し譜面大量追加とスピードアップが主な要因。
→実際にロケテに参加した人たちも「前作より難しい」と口を揃えて言っていた。
・キャラクターランキングは健在。今作もあずにゃんが全国を支配する未来しか見えない。
・ゲームプレイ時は3Dで描かれたキャラが演奏する。初代のズームアップから確実に成長はしてきている。
・キャラにはそれぞれボタンの色が割り当てられている。対応している色とキャラは以下の通り。
①青 ・・・ 澪、律
②赤 ・・・ 唯
③緑 ・・・ 梓、ムギ
・色に対応した譜面を押すとキャラの表情が変化する。例えばバッドを連打するとキャラが苦しい顔をし、左上のハートゲージが割れる。
→ハートゲージが点数に影響するのかは不明。
・曲はフルコーラスではなくなった。そのため、曲が長く感じる事はないだろう。
・成績発表時に、最大コンボ数、パーフェクト数、グレート数、グッド数、バッド数が表示されるようになった。
・合計得点の結果によって、成績発表時に押されるスタンプの評価が変わる。以下のパターンを確認。
①100000点台 → もっと頑張りましょう
②900000点台 → よく頑張りました
③1200000点 ~ 1400000点台 → 凄くよく頑張りました
④1500000点台 → 完璧です
・カード排出エラー地獄は確認できず。しかし、偶々性能の良い筐体を店側が選んでいただけかもしれない。
・中身の基盤は「TAITO Type-X」。前作、放課後リズムタイムと同じ。
曲一覧
・GO! GO! MANIAC
・Listen!!
・ぴゅあびゅあはーと
・いちごパフェが止まらない
・Honey sweet tea time
・ときめきシュガー
・冬の日
むずかしいで楽だと思われるのは、「Listen!!」と「冬の日」のどちらかだと思われる。
画像
13日で自分で出した最高点数。フルコンじゃないので蹴り落とすのは簡単だと思います。
前作でキャラクターランキングを荒らした中野梓の報い。あずにゃんの天下統一を何としても阻止せねば・・・
所感 & 結論
放課後リズムセレクション > 放課後リズムタイムとなったのは間違いない。
難易度上昇、曲の長さ短縮化、システム面改善、カード排出エラー地獄なしと、前作と比べれば遥かに成長している。
改悪点をあげるとしたら、カードスキャン時の着せ替えアニメーションが長い事ぐらいである。
難易度上昇に関しては、さすがに難易度かんたんなら小さい子供でも十分に遊べるレベルなので、初心者でも特に問題なく遊べる事であろう。
上記の理由から本作は、放課後リズムタイムより確実によくなった。
しかし、私の本作に対する所感としては期待外れだった面が大きい。
最大の要因となるのは、前作と根本のシステムが変わっていない事である。
新システムの着せ替えも、特に譜面や特典が変わる事はないので意味がない。
そして本作もレアカードを3枚だけ用意すれば問題なし。相変わらずノーマルカードの価値など一切ない。
ロケテから本稼働版に変化がありそうな事も、着せ替えカード、曲追加程度であろう。
とにかくゲームスタイルが変わるような新システムがないのである。
さすがに様々なクソゲーをやり抜いてきた私でも、新しいものを体験したい。
そのため本作は「けいおん!!の新しいゲーム」というより、「放課後リズムタイム第三弾」と考える方が良い。といってもここを見ている人は後者の方を考えていそうではあるが。
同じクルカステーションで動く「MAGICARD BATTLE」は、縛りプレイの自由度、カードゲームらしい運要素、スキルを連続で発動する楽しみと非常に画期的なゲームであったため、本作も「MAGICARD BATTLE」を見習ってほしい部分が多い。
ジャンルが違うという意見もありそうだが、それでもこの手の音ゲーならば他にいくらでもあると思う。
現にロケテ会場では、ほとんど誰もやっていない状態だった。
前作の評判の悪さから、音ゲーマーどころかけいおんファンからも敬遠されていたのだろう。
しかし、本作が音ゲーマーやけいおんファンの信頼を回復できるほどの完成度はおそらくない。
稼働日から1ヶ月ぐらいすれば、キッズコーナーで誰もやっていない姿がすでに見えている。
あの「MAGICARD BATTLE」ですら、現在その状況に陥っている。こちらに関しては私には訳が分からないが・・・
以上の事から本作について私が結論を出す。
前作の悪かった点を改善し、歯応えのある難易度に変えたのは見事と言える。
これで世間からクソゲーの烙印を押される事はないだろう。
しかし、前作のシステムを改善しただけで、根本のシステムを変えるような新しい要素を導入できていない。
さすがに人間は新しいものを求めたがる。前作と同じシステムを継承するにしても、もう少し工夫を凝らしてもよかったのではないかと思う。
そのため、本作はそれなりに遊べる良ゲーとして評価をさせていただく。残念ながら私から神ゲーの評価を下す事は出来なかったようだ。
私の現在の予想と評価は変わるかもしれませんが、最後に一言。
次回作は放課後マギカードバトルを出しましょう!!